目指せ”おじさま”計画

冴えないおっさん、奮闘中

振り返りボルネオ旅行記(その3)

GWを利用して息子君との二人旅、マレーシア・コタキナバル旅行。
旅行の主だったところは当日ブログにあげていましたが、写真を撮っていない、気力が続かなかった等、書き洩らしていたことが沢山あります。
忘れる前に記録する、振り返り旅行記
今回は旅行2日目、とは言え初日は移動日だったので実質1日目となります。
当日の記事はこちらから。

4月29日(月)
朝、ホテルの窓から通りを覗くと行列が出来ています。
地元民で行列のできる店「Keng Wan Hing(瓊萬興)」はパイナップルパンと中華まんが有名な食堂です。
息子と一緒に行列に並んで、鶏肉まんと豚肉まん、そしてパイナップルパンを購入。
本当はお店で食べたかったのですが、残念ながら席が埋まっていたのでホテルに持ち帰って朝食です。
それにしてもイスラム国なのに豚肉料理が普通に売られていることにびっくり。
ビールも普通に買えるんですよね。
ひょっとしたら半島よりボルネオ島の方が"緩い"のかもしれません。

朝食後、街歩きスタート。
まずはサバ州観光局で街歩きマップを入手します。
貰った地図を見ながらトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園への入り口となるボート乗り場「ジェッセルトン・ポイント」へ。
翌日シュノーケリングで遊ぶ予定なので、場所と距離の確認です。
ジェッセルトン・ポイントでアイスを食べてから、ゆっくりと街の中心部へ。
東南アジアの街中を歩いているぞ、と感じられるSinsuran地区を通って、老舗ショッピングモール「センター・ポイント」に到着。
9時30分頃に着いてしまったため、まだ店が開いていません。少し待って店内に入ります。

前日には最小限しか両替していなかったため、ここでまとまったお金を両替し、少し店内を散策。
息子君は何か変なピカチュウや鼻のないイーブイを見つけ大興奮。
ポケモンのパチモンばかりだ!!」
変な言葉を教えちゃったなぁ。
スマホ充電用に変換プラグを購入し、タクシーでサバ州立博物館に向かいました。

博物館に着いた時には別なタクシーが客待ちしていたので安心していたのですが、いざ帰る段になるとタクシーの影も形もありません。
先に昼食を食べてしまおうと敷地内にある食堂に入ってみたのですが、メニューを見るとカレーのお店の模様。
私はカレー大歓迎なのですが、息子君はスパイシーな料理が苦手、というか食べることができません。
子供時代にムリに刺激物を食べさせる必要なし、という教育方針(?)が、こんなところでアダとなるとは。

ミュージアムショップのスタッフさんに、タクシーを呼べないか聞いてみると、
「タクシーなら、ほら、そこにいるでしょ……あれ、いないわね」
だから相談しているんだって。
「ここで待っていればそのうち来るわよ」
いや、それじゃ困るから相談を……あっ、タクシーが来た。
息子君と小躍りして喜び、タクシーへ乗車。
いざ走ってもらうと、渋滞で進まない。
「違う道を通るけどいいかい?」
おう、オフコース。行ってくれや。
Uターンして山側の道を抜けるとスムーズにコタキナバルの街中に到着。
「20RMだけど、遠回りしたから少し足してくれないか」
おう、あんたは神様だよ。30RM払ったる。
「いや、そんなにいらない。細かいのなければ20RMでいいや」
……なんか、その、ゴメンな。

昼食は朝地元客で賑わっているのを見た「Fooku Yuen(富源)」へ。
ここでは自分が食べたいものを取り、最後にレジで精算するシステムです。
息子君は福建麺に目玉焼きを乗せて、フライドチキンとよくわからないおでんの具っぽいものもチョイス。
私は平麺の焼きそばっぽいのと焼売を選びました。
息子君が食べきれずに残すのは目に見えています。
それを片付けることを見越して、控えめにしておくのが生活の知恵。
食べ始めてあまり時間が経たないうちに、フライドチキンにハエが止まったと息子君が騒ぎ始めます。
そんなことで騒いでいたら日本から出れないぞ。

そんなこんなで昼食を取り(もちろん息子君の選んだものの大半は私の胃袋に消えました)ホテルに戻ると、ツアーのピックアップの時間になっています。
ホテルのロビーで待っていると、フロントに電話が入り、渋滞で遅れているがもうすぐ着くから待っていて、とのこと。
息子君は待ちくたびれてブーブー言っていましたが、これが東南アジアなんだよ、日本と時間の感覚が違うんだぞ、とわかってもらえたのではないでしょうか。

電話後、思ったより待たずにピックアップの車が到着。
始めての海外旅行で緊張もあったでしょうし、結構な距離を歩いた事もあったのしょう。
移動中スコールに当たりツアー先の天気が気になってしょうがない大人を尻目に、息子君は車でぐっすり。

この後は当日の記事のとおりなのですが、改めて書き出してみると色々あったんですね。