この時間が一番楽しい(その1)
ゴールデンウィーク初日にニュースで成田空港の混雑を映すじゃないですか。
昔からそれを見るたび「どこの金持ちだよ」と心のなかで悪態をついていたのですが、まさか自分がそうなるとは。
今年のゴールデンウィークは、息子とマレーシア2人旅となりました。
何故マレーシアかというのは過去記事を読んでいただくとして、現地に着いてから何するの、というのが今回のお話です。
実のところ、旅行の計画を立てるところが一番面白かったりするんですよね。
あれしたい、これしたい、でも時間が足りないし……とかやっている時間が、実際に現地に行って遊ぶより好きだったりします。
今回の旅行は滞在型。
若いころの自分はあまりやらなかったスタイルですが、上海や台北、セブ島などのトリップで経験がない訳ではありません。
ホテルに連泊するので、荷物を気にしないですむのは非常に楽。
まずはガイドブックを眺めながら、mustを決定します。
ジャングルトレッキングが目的なので、キナバル国立公園は必須です。
とは言え、(私のなかでは)緩い旅行にするつもりなので、キナバル山登山までは必要ありません。
コタキナバル発キナバル公園ツアーに参加して、ウツボカズラを見てキャノピーウオークを楽しめれば十分。
ラフレシアを見ることが出来たら最高ですね。
折角なので海も楽しみましょう。
トゥンクアブドゥルラーマン海洋公園でのスノーケリングは行程に入れたいですね。
午後になると波が高くなるようなので、朝に行ってお昼に帰ってくるのがいいかもしれません。
ボルネオ島と言えばオランウータンです。
密漁によって親を失ったオランウータンの保護施設であるセビロック・オランウータン・リハビリテーション・センターまで行ければいいのですが、拠点となるコタ・キナバルからだと1日がかりの行程です。
ここは割り切って市内の動物園ロッカウィー・ワイルドライフ・パークに行きましょう。
午後からの餌やりについて行くと、動物園にいるほぼすべての動物が見れる様です。
更には動物ショーもあるみたいなので、子連れにはいいアクティビティと思われます。
マングローブの林に蛍が舞うそうです。
これは是非とも見てみたい。
マングローブ・リバー・ツアーに参加決定です。
このツアーでは野生のテングザルも見ることが出来るようです。
足を延ばせば、洞窟探検を楽しめるようです。
グルン・ヌル国立公園では神秘的な洞窟とドラゴンに例えられる蝙蝠の乱舞が見れる様です。
とは言え、今回は滞在期間が短いので泣く泣くスルー。
蒸気機関車にも乗れるようです。
毎週水曜日と日曜日に北ボルネオ観光鉄道が走っている様です。
旅行の日程を考えると、水曜日なら乗れそうです。
昆虫採集もできるようです。
バタフライファームでは、暗くなった時間にライトで昆虫を集めての昆虫採集が楽しめる様です。
しかし、昆虫採集をマニア以外で楽しむのは日本人くらい。
このツアーのターゲットも当然日本人観光客なので、料金が非常にお高いんですよ。
(欧米人は午前中にバタフライファームに訪れ、蝶を見て帰るらしい)
第一、私は虫が苦手。
というか、虫好きの大人なんて、養老孟司先生とカマキリ先生(香川照之)しか私は知りません。
息子が虫が好きなのは知っていますが、ここは触れないでおきましょう。
ウミガメの産卵も見れる様です
フィリピンとの国境のすぐそばにあるタートル・アイランズ公園では、ウミガメの産卵を見学できるそうです。
とは言え、遠いので1泊2日のツアーとなりますし、なによりピークシーズンから外れています。
ここに行くのはあきらめた方がよさそうです。
国境を越えてブルネイに行くのも面白そうです。
観光地のイメージはあまりありませんが、カンポン・アイ―ルには行ってみたい。
少数民族の文化にも触れることができます
コタ・キナバルの郊外にあるマリマリ文化村では民族舞踏ショーや伝統料理が楽しめるようです。
市内にあるサバ州立博物館でも少数民族のロングハウスが展示されているようです。
折角のマレーシアですから、イスラム文化にも触れてみたいですね。
コタ・キナバルには3つの大きなモスクがある様です。
中でもブルーモスクを呼ばれるコタ・キナバル私立モスクはフォトジェニックで評判のモスク。
見学する際もガウンを貸し出してくれるそうですので、ブログネタとしては言う事がありません
コタ・キナバルは夕日がきれいな街とのこと。
山の中腹にあるレストランで沈む夕日を眺めながらディナーを楽しむか、はたまたクルーズ船で海から夕陽を楽しむか。
どちらにしても、同伴が美しい女性ではなく幼い息子というのがマイナスポイント。
その他いろいろありそうですが、短い滞在時間しかありませんので、あまりマニアックな場所にいってもしょうがありません。
実際に立てた旅行プランは、また次回に。